現在、VRによって、アートの可能性が大きく広がっています。VR空間に絵を描いたり、VRの特性を利用し、幻想的な世界観を構築したり。
これまでにない没入系アートのムーブメントがはじまりつつあります。
本記事では、最先端の VR アートを手がける VR アーティストのみなさんをピックアップしてご紹介します。
1.せきぐちあいみさん
せきぐちあいみさんは、世界初のVRアーティストとも言われています。せきぐちあいみさんは、ヘッドセットを着用し、バーチャル空間の中でダンスをするように絵を描いていきます。世界的な人気を誇っており現在は国内はもちろんのこと、アメリカ・タイ・マレーシア・ドイツ…など、海外でも大活躍されています。
空間の中に色をのせていくという、まさにVRでしかできない形態のアートを生み出した方です。VRアートは絵画やスカルプチャーと違い、劣化することはなく、半永久的にこの世に残ります。そういう意味でも、従来のアートとは一線を隠したメディアといえます。
2. イトウケイスケさん
イトウケイスケさんの作品は、鑑賞者が謎の惑星の中を自由自在に冒険し、PHPOTONと呼ばれる生き物に出会いながら塔の頂上を目指していくという体験型のVRアート。
惑星の美しい姿や、不思議な世界とのインタラクティブ体験がなんとも幻想的。
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3. オタワムレ
お次は、アートアニメーション作家、水尻自子監督による初の VR 作品のご紹介です。パステルカラーのふわふわしたアニメ映像がなんとも癒されるVR空間のアート映像作品です。バーチャル空間の中の柔らかなアニメーションの数々と「オタワムレ」る体験によって、人々に安らぎを与えるのだそう。光の玉や、大きなソフトクリーム、分厚い唇などといった、可愛らしくも不思議なものたちにたくさん出会えます。頭を空っぽにして没頭したら、
日々のストレスを忘れられそうです。
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4. iDEACLOUD
最後は、株式会社アイデアクラウドによる「RELATIVITY / 相対性」という作品のご紹介です。アイデアとしては非常にシンプルです。ユーザーが、光・音の中をひたすら進んでいきます。VRとプロジェクションマッピングの技術がミックスされて、ユーザーと、周囲にいる人たちが同時に映像・世界観を体験できます。ユーザーと周りの人たちで見え方が異なるという点がこだわりだそう。
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