VRゲームの中には、数こそ少ないものの、そのリアルな360度体験を生かした「癒し系」ゲームが存在します。ストレス過多な現代において、有用な使い方ではないでしょうか?VRなら、寝る前にで手軽に、ベッドの上から一歩も動かずにリラックスして気分転換できます。
本記事ではそんな「癒し系VRゲーム」を三つ、ご紹介します。
「Cubism」
「Cubism」は、ベルギーの個人開発者Thomas Van Bouwel氏が開発したVR用立体パズルゲームです。カラフルなブロックを操り、型へはめ込みながら、立方体を作っていきます。ルールは非常にシンプルで、遊び始めればものの1分もあれば、大体の人は理解できるでしょう。
もくもくとブロックを動かしていき、立方体の完成を目指すという単純作業を続けているうちに、瞑想のような感覚に陥ります。落ち着きのあるグラフィックと、クラシックピアノが癒されます。グラフィックは、禅にインスピレーションを得たとか。
「Cubism」は2020年年初に、Steamや、Oculus Questのサイトローディングアプリ「SideQuest」で無料体験版が公開され、注目を集めました。本作、製品版では、ステージ数は60にも及んでいます。リラックスできる音楽をききながら無の境地になりたい人におすすめのタイトルです。
「テトリス エフェクト」
お次はおなじみテトリスシリーズより。「テトリス エフェクト」は、幻想的な美しい世界が味わえるテトリスゲームです。音楽やグラフィックが雄大かつ幻想的なこだわりの映像・サウンドで構成されています。奥深い海底から遥かなる宇宙まで、壮大な世界観に思いっきり浸れます。万人が楽しめる癒し系VRゲームといえるでしょう。
「PlayStation VR WORLDS」
最後にご紹介するのは、ソニーインタラクティブエンタテインメント提供の「PlayStation VR WORLDS」です。「PlayStation VR WORLDS」は、リアルなVR体験ができる5つのコンテンツで構成されたバラエティゲームです。ハイスピードなレースなどエキサイティング系もありつつ、深海でのダイビングがたのしめる「Ocean Descent」といった癒しコンテンツもあります。1つのソフトで毛色の違った複数のゲームを楽しめるので、初心者のかたにもおすすめできるVRゲームです。